日本先進医療臨床研究会理事長 小林 平大央
「きれいすぎ」に潜む思わぬ害悪に要注意! 必要最低限だけ使う新しい衛生対策とは?

「消毒」という言葉は「毒を消す」と書くため、なんとなく安全でいいことのように錯覚してしまいます。しかし、その実態は人体にも影響を与えかねない強い薬剤の使用にほかなりません。私たちが日常的に「除菌」と呼んで使用している薬剤がいかに恐ろしいものかを示す、痛ましい事件の例を挙げてみましょう。
2016年に横浜市神奈川区の旧・大口病院で、看護師が点滴袋に消毒液「ヂアミトール(塩化ベンザルコニウム)」を混入し、入院患者3人を中毒死させるという事件が起こりました。この時に使われたヂアミトールは、医療現場などで皮膚や器具の消毒に一般的に使われている衛生消毒剤ですが、この事件は日常的に使われる消毒薬であっても体内に入れば致死性があるという恐怖を改めて社会に知らしめました。
さらに恐ろしいのは、この塩化ベンザルコニウムという薬剤は、投与したマウス実験において、低用量であっても精子数を減少させるということです。直接体内に投与しなくても、マウスのケージをこの薬剤で定期的に消毒するだけで繁殖力が低下することも証明されています。
この事実は、私たちがよかれと思って部屋に吹きかけている除菌スプレーなどに含まれている化学成分や薬剤が細胞レベル、生殖レベルで深刻なダメージを与えている可能性があるということを示唆しています。
こうした過剰な殺菌の害は、手洗いの場面でも明らかになっています。薬用せっけんによく含まれる「トリクロサン」という抗菌成分は、効果よりも人体への害のほうが大きいことが分かり、すでに欧米では使用が禁止されています。この成分は殺菌効果が強すぎるあまり、私たちの体を守ってくれている常在菌など、体の中の微生物の多様性まで壊してしまうことが判明しているのです。こうした事実を受け、米国食品医薬品局(FDA)は「薬用せっけんより普通のせっけんで洗ったほうがよい」という明確な見解を示しています。
このように、徹底的に菌を殺そうとする過剰な消毒は、結果として私たち自身の首を絞めることになります。過剰な消毒の悪影響として、「免疫力を低下させる」「薬が効かない耐性菌が作られる」、そしてよい菌がいなくなることでかえって「有害な菌を増殖させる」という3つの大きな弊害が判明しているのです。
現代において、アレルギー疾患や自己免疫疾患に悩む人が急増しているのは、こうした過剰な除菌や抗菌によって人間が本来持っている「菌と共生して免疫系を鍛える」という自然なメカニズムが機能不全に陥っているからではないでしょうか。私たちは無菌室で生きることはできません。多様な細菌叢(マイクロバイオーム)との共生こそが、私たち人類の生命の基盤でもあるのです。
では、私たちはどのようにして日々の衛生管理を行えばよいのでしょうか。基本的には、過剰な薬剤や化学成分などを含まない、水や安全性の高い成分のみを含んだ製品でのうがいや、薬用せっけんではなく普通のせっけんを使った手洗いなど、菌を徹底的に排除しようとする過剰な清潔志向を捨てることでしょう。
しかし、感染症の流行期や衛生状態が特に気になる場面など、どうしても除菌や抗ウイルス対策が必要な時もあります。そんな時に推奨したいのが、人体に害を及ぼす危険な化学的消毒剤や殺虫剤をまき散らすのではなく、圧倒的な安全性を持つ水と微量ミネラルのみを含有する液状スプレー「ミネガード」のような製品を必要最低限だけ使用するという新しい衛生対策です。
ミネガードは一般的な化学合成された除菌剤とは根本的に異なります。その最大の特長は「飲めるほど安全」であるという点です。ミネガードは飲料水としての適合基準をクリアしており、皮膚や髪に触れても安全性にはまったく問題がありません。
その安全性の秘密は成分にあります。ミネガードには、安全性の高い水の中に77種類もの微量ミネラル(カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄など)が完全に水に溶けたイオン化状態で含まれています。こうした多種類のイオン化ミネラルを含む原液を150倍に希釈して作られた天然由来成分のスプレーがミネガードです。

ミネガードは無着色であり、製造工程においては米国食品医薬品局および厚生労働省GMP認証基準(製造管理および品質管理の基準)という、非常に厳格な品質基準をクリアしています。ミネガードのような安全性の高い製品による衛生管理は、私たちがこれまで「除菌=化学薬品」と思い込んでいた常識を覆す、まったく新しいアプローチといえます。ミネガードは安全性だけではなく、その機能性についても第三者認証機関調べによる確かなデータに裏づけられているのです。
まず、ミネガードと同じイオン化ミネラル原液を150倍に希釈した溶液での実験で、新型コロナウイルスに対して1分後に99.3%のウイルス不活性化を記録しました。また、インフルエンザウイルスに対する不活性化試験では、ミネガードよりもはるかに薄い原液の2000倍希釈液を滴下した直後にインフルエンザウイルスの99.988%が不活性化しました。
さらに、原液を1000倍に希釈した薄い溶液で除菌を試みた実験で、菌への塗布後15分で各種の菌を劇的に減少させることが確認されています。例えば、大腸菌は99.6%減少、溶血性レンサ球菌は99.988%減少、黄色ブドウ球菌(MSSA)は96%減少、腸管出血性大腸菌(O-157)は93.3%減少しました。
加えて、においに関しても有効性が検証されています。アンモニアに対する検知管法による消臭試験で、ミネガードと同じ原液150倍希釈液は暴露後2時間でアンモニア臭の99%以上を消失させています。
このようにミネガードは「抗ウイルス・除菌・消臭」という衛生管理の3役をこなし、飲料として飲めるほどの安全性から、抗ウイルス・除菌・消臭だけではなく、食品にスプレーすることによって微量ミネラルを添加できるというミネラルサプリメントとしての機能も備えた、1つで4役を担う優れた健康スプレーなのです。
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