丸山
広島市にある藤浪医院の藤浪一宏先生を取材しました。
藤浪先生と会うのは2度目。医院を訪れるのはなんと10年ぶりでした。時が経つのは早いものです。
広島電鉄、通称「広電」に揺られて草津南駅で下車。徒歩数分の距離にある藤浪医院の建物が見えてくると、懐かしさが込み上げます(大げさ?)。藤浪医院は親子2代に渡って地域密着の医療に取り組まれている、かかりつけ医的な存在。老若男女、あらゆる世代の不調に応えつづけてきた医院の歴史が建物からも感じ取れました。
気さくな藤浪先生の取材は楽しい時間となりましたが、取材に向かう直前にワイシャツを持参し忘れていたことに気づいた私。「ネクタイを締めないのは10年ぶりに会う先生に対してさすがに失礼」と、慌てて宿泊先のホテル周辺のコンビニに電話をかけて、ワイシャツが売っているかどうかを確かめました。
売っていそうで売っていないワイシャツが手に入らず焦りながら電話をかけた5件目のコンビニで「ワイシャツ?1枚だけありますよ」との返事。急ぎ足でコンビニへと向かい、なんとか失礼な再会を免れました。出張はそれなりにしていますが、ワイシャツを忘れたのは初めての経験です。疲れているのかトシなのか…。
肝心の取材は、女性に増えている指関節症のヘバーデン結節がテーマ。藤浪先生からは、鍼灸をはじめ、ヘバーデン結節の痛みやこわばりの対策をたっぷりとうかがいました。詳しくは本誌の特集をご覧ください。