プレゼント

「スロージュース」のウマさと凄さを同時に体験!

丸山

歴史とともに改良を重ねてきたHUROM社のスロージューサー。創業半世紀の歴史の重みが感じられます

「健康雑誌を作っている人は健康情報に詳しいんでしょ?」とよく言われます。確かに、取材を通して知った健康情報はそれなりに持っておりますが、新しい情報を入れた途端、以前の情報を忘れてしまうので(年を取ると特に…)、思われているほど詳しくないのが本音です。そしてもちろん、知らない健康情報のほうが圧倒的に多いことも事実です。今回、HUROM社のスロージューサーを拝見する機会があり、改めてその思いを強くしました。初めて知った「スロージュース」の威力を、まざまざと見せつけられたのです。

スロージュースとは、その名の通り、ゆっくりと搾汁して野菜や果物のジュースを作る製法のこと。専門的には「低速搾汁」と呼ぶそうです。普段からスロージュースを飲んでいる方からすれば「そんなことも知らないの?」と言われそうですが、知らなかったのです。お話を伺ったHUROM社の藍森由香さんによると、同社は設立半世紀の歴史があり、スロージュースを作るために使う「スロージューサー」の製造ひと筋のメーカー。50年前にスロージュースのコンセプトを打ち出した、スロージュース界のパイオニアといえる企業です。

甘酒とスロージュースの組み合わせは斬新!搾りかすを使ったマフィンもおいしくいただきました~

スロージュースの初心者であることを藍森さんに告げると、丁寧にお話をしてくださり、理解が深まりました。特に驚かされたのが、金属製の刃を使わずにゆっくり搾汁するスロージューサーは、野菜や果物に熱やストレスを与えないので栄養価を損なわずに搾汁できるという点。特に、野菜と果物に含まれる酵素は40℃前後で壊れてしまうので、通常のジューサーを使うと搾汁の際に発生する熱で酵素が失活してしまうのだとか。これはもったないない話です!藍森さんに見せていただいた実験でも、スロージューサーを使って作るスロージューサーには酵素がしっかり含まれていることが分かりました。実験結果を目の当たりにしてありがたみが増したのか、試飲で実感したおいしさといったら…。これは毎朝飲んだら元気になりそうです!

野菜や果物を搾汁した後に残る搾りかすは、ドライカレーやマフィンなど、アイデア次第で利用できるそうです。愛用している医師の先生方もいるそうなので、「低速搾汁」は今後の『健康365』のテーマになりそうです。