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効果万能と最近評判の「松酵素」を知っていますか?

がん治療の進化を目撃せよ!

日本先進医療臨床研究会理事長 小林 平大央

伝統的な薬草の松葉と植物発酵食品を組み合わせた健康食品「松酵素」が注目の的

小林平大央
[こばやし・ひでお]——東京都八王子市出身。幼少期に膠原病を患い、闘病中に腎臓疾患や肺疾患など、さまざまな病態を併発。7回の長期入院と3度死にかけた闘病体験を持つ。現在は健常者とほぼ変わらない寛解状態を維持し、その長い闘病体験と多くの医師・治療家・研究者との交流から得た予防医療・先進医療・統合医療に関する知識と情報を日本中の医師と患者に提供する会を主宰。一般社団法人日本先進医療臨床研究会理事長(臨床研究事業)、エポックメイキング医療研究会発起人代表(統合医療の普及推進)などの分野で活動中。

健康や美容への関心が高まる現代、自然由来で伝統的、さらに科学的根拠のあるサプリメントへの関心が高まっています。そんな中、日本の伝統的な薬草であるまつと、ブラジル産の植物発酵食品を組み合わせた「まつこう」が日々の健康維持と体質改善をサポートする新しい健康食品として注目を集めています。

日本では、松は「不老長寿」の象徴とされ、神聖な木として古くから人々の生活に寄り添ってきました。仙人が松の実や葉を食べてかすみとともに生きたという伝説が残るほど、その生命力は計り知れないものとされてきたのです。そして、松の力は現代科学の視点からも次々と解明されています。

「自然の薬箱」と呼ばれる松葉には、私たちの健康を多角的にサポートする成分が豊富に含まれています。含有成分の1つは「クロロフィル(葉緑素)」です。クロロフィルには、血液を浄化し、体内の有害物質を排出するデトックス作用が期待されます。また、「緑の血液」とも呼ばれ、貧血予防やコレステロール値の改善にも寄与するといわれています。

次に「テルペン類(精油成分)」も豊富です。松特有の爽やかな香りのみなもとである「αアルファ-ピネン」などのテルペン類には、血行を促進し、心身をリラックスさせる効果があります。また、強力な抗炎症作用や鎮痛作用も報告されています。

さらに、松に含まれる「ケルセチン(ポリフェノール)」は玉ねぎの皮などにも含まれる強力な抗酸化成分です。体内のサビつき(酸化)を防ぎ、動脈硬化やアレルギー症状の緩和、また最近の研究報告では老化防止にも役立つとされています。

松は、ビタミン・ミネラル類も豊富です。抗酸化作用のあるビタミンA、C、E、血液を作る鉄分、骨を丈夫にするカルシウムなど、現代人に不足しがちな栄養素をバランスよく含んでいます。

これらの成分が複合的に働くことで、松葉は単一のサプリメントでは得られない、免疫力の向上、生活習慣病の予防、アンチエイジング、疲労回復といった、包括的な健康効果をもたらしてくれるのです。まさに、自然がくれた「万能薬」といえるでしょう。

松葉は、日本において古くから薬用茶や外用剤、浴用などに利用されてきた伝統の薬草です。現代でも「松葉健康法」として多くの健康愛好家に親しまれています。

また、松葉の効能は科学的にも検証されてきており、近年では生活習慣病のリスク低減、血液サラサラ効果、さらにはアレルギーの抑制や免疫機能の強化、老化の抑制(アンチエイジング効果)などが報告されています。

「松酵素」のもう1つの柱がブラジル産の植物発酵食品です。ブラジルの広大な大地は、ミネラルを豊富に含んだよくな土壌で知られています。そこで育つ野菜や果物は生命力に満ちあふれています。

また、ブラジル産の植物発酵食品の原料栽培には「シリカ(二酸化ケイ素)」を豊富に含んだシリカ水が使われています。ケイ素は人体で骨やコラーゲンなどの体の土台を作る際に使われる非常に重要なミネラルです。血管や皮膚、髪、つめなどにも存在し、外見の若さや美しさ、健康維持のかなめの成分と考えられています。

注目の健康食品「松酵素」には日本の伝統的な薬草である松葉が配合されている

「松酵素」に使われる植物発酵食品は、80種類以上の野菜、果物、豆、穀物を原料に、日本の伝統的な発酵技術を用いてブラジルで1年間発酵させ、日本国内で2年間熟成させます。合計で3年間もの歳月をかけてじっくりと発酵・熟成されるのです。

この長期発酵熟成によって、原料の栄養素はアミノ酸やペプチドといった非常に細かい分子にまで分解され、体内への吸収率が格段に高まります。さらに、発酵の過程で生まれる乳酸菌などの善玉菌生産物質が腸内環境を根本から整えてくれるのです。

ブラジルで発酵し、日本で熟成された植物発酵食品の力は、科学的なデータによっても裏づけられています。アメリカで行われたプラセボ対照二重盲検法による臨床試験で、この植物発酵食品を6週間摂取したグループは、摂取しなかったグループと比較して、体内の炎症レベルを示す指標である「CRP(C反応性たんぱく)」と、各種のしっぺいリスクの指標となる「赤血球沈降速度(赤沈)」が有意に低下する傾向が見られました。

この試験の対象者は健康なアメリカ人の男女72名です。試験内容は植物発酵食品群と対照群に分け、血液検査で健康指標を評価しました。主な検査指標は、体内炎症レベルの指標であるCRPと、感染症やリウマチ性疾患、慢性炎症・ガンリスクの指標である赤沈などです。

結果は、植物発酵食品の摂取前と摂取後の比較で、CRPは植物発酵食品群がマイナス0.02と炎症マーカーが低下したのに対し、対照群はプラス0.03と若干上昇しました。

また、赤沈では、植物発酵食品群がマイナス0.04と数値が下がったのに対し、対照群はプラス1.15と数値が上昇しました。

CRP値・赤沈ともに植物発酵食品群のほうが低下傾向でした。この結果から、植物発酵食品の摂取によって体内の慢性炎症を抑える作用が示唆されました。

CRPや赤沈は、動脈硬化や心臓病、ガン、自己免疫疾患の予防やコントロールに対する重要な指標です。日々の炎症を抑えることは、若々しさの維持、さまざまな現代病の予防に直結します。現代病の多くは体内で静かに進行する慢性炎症が引き金になるといわれているからです。日々の生活で松酵素を取り入れることは、病気の芽を未然に摘み取り、若々しく健康な体を維持するための科学的根拠に基づいたアプローチといえると思います。松葉の浄化・抗酸化パワーと、植物発酵食品の補給・活性化パワー——この2つが組み合わさることで、松酵素は1+1が5にも10にもなる、驚異的な相乗効果を生み出しているのです。

当会(日本先進医療臨床研究会)では、「松酵素」を使用した各種疾患や生活習慣改善への臨床応用を通して、さまざまな疾患や状態に対しての症例を積み上げて研究を行っていこうと考えています。本研究にご興味のある医師・歯科医師、患者さんは、ぜひ当会までご連絡ください。