プレゼント

パラオ産天然ノニジュースが導く治癒への道(前編)

がん治療の進化を目撃せよ!

日本先進医療臨床研究会理事長 小林 平大央

身体を正常化するパラオの奇跡!神様からの贈り物・「ノニ」とはなにか?

小林平大央
[こばやし・ひでお]——東京都八王子市出身。幼少期に膠原病を患い、闘病中に腎臓疾患や肺疾患など、さまざまな病態を併発。7回の長期入院と3度死にかけた闘病体験を持つ。現在は健常者とほぼ変わらない寛解状態を維持し、その長い闘病体験と多くの医師・治療家・研究者との交流から得た予防医療・先進医療・統合医療に関する知識と情報を日本中の医師と患者に提供する会を主宰。一般社団法人日本先進医療臨床研究会理事長(臨床研究事業)、理論医学臨床研究学会発起人理事(理論医学の普及・推進)などの分野で活動中。

南太平洋に浮かぶ美しい島国・パラオ共和国——。サンゴ礁が隆りゅう起きしてできたミネラル豊富な大地と、豊かな自然に恵まれたパラオでは「ノニ」と呼ばれる果実が自生しています。ノニは古くからポリネシアの島々で「神様からの贈り物」と呼ばれ、健康を支えてきたといわれています。近年では、ノニの多様な栄養成分や植物由来成分が注目されています。

その中でも注目したいのが、株式会社PMGが製造するパラオ産の「濃厚ノニジュース」です。厳選したパラオ産の完熟天然ノニ果実だけを使用し、砂糖や糖分などを一切加えず、自然発酵させています。さらに、機械を使わず吟ぎん醸じょう袋ぶくろで丁寧に搾り、天然ノニ100%のジュースに仕上げています。

ここで大きなポイントとなるのが「完熟ノニ」にこだわっていることです。ノニの果実は完熟すると日持ちが短く、わずか3日ほどで木から落ち、自然発酵が始まるといわれています。そのため、完熟果実の採取や加工には手間がかかります。

一般的なノニジュースでは完熟前の青い果実を収穫し、砂糖などを加えて発酵を促す方法があります。一方、PMGでは採取が難しい完熟ノニにこだわり、砂糖や糖分を加えず、自然発酵させています。

ノニは「スーパーフルーツ」とも呼ばれ、さまざまな栄養素や植物由来成分を含むことが知られています。特に完熟果実の成分についても研究が行われ、その働きが注目されています。

このパラオ産の濃厚ノニジュースについては、ガン治療時の栄養補助をはじめ、さまざまな慢性疾患や難治性疾患に用いた事例が報告されています。例えば、ガン、間かん質しつ性せい肺はい炎えん、線せん維い筋きん痛つう症しょう、潰かい瘍よう性せい大だい腸ちょう炎えん、肝臓疾患のほか、生理不順や子し宮きゅう内ない膜まく症しょうなどについても、飲用後に症状の改善が見られたという報告が寄せられています。

では、なぜノニは幅広い健康上の悩みに対して注目されているのでしょうか。その背景には、ノニに含まれる多様な成分が身体のさまざまな機能に働きかけることが関係すると考えられます。

まず挙げられるのが、身体の酸化ストレスへのアプローチです。過剰な酸化ストレスや慢性的な炎症が健康に影響を及ぼすことは知られています。また、ガン細胞は正常細胞とは異なるエネルギー代謝を行い、乳酸を多く産生します。これは「ワールブルク効果」と呼ばれます。ノニにはさまざまなミネラルや植物由来成分が含まれており、酸化ストレスや細胞を取り巻く環境にどのように作用するのかについて研究が進んでいます。

次に注目されるのが、豊富な栄養成分による総合的な栄養サポートです。PMGの濃厚ノニジュースには、ビタミン類をはじめ、カルシウムやカリウムなどの必須ミネラル、微量ミネラル、アミノ酸、中鎖脂肪酸ちゅうさしぼうさん、植物栄養素(フィトケミカル)、酵素など、多様な成分が含まれています。さまざまな栄養成分を食品として一緒に取り入れられることが濃厚ノニジュースの特長です。

3つ目は食物繊維による腸内環境へのアプローチです。腸には多くの免疫細胞が集まっており、腸内フローラと免疫機能には密接な関係があります。

ノニには、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれています。水溶性食物繊維は腸内細菌によって利用され、短鎖脂肪酸の産生にも関わります。短鎖脂肪酸は、腸管のバリア機能や免疫反応の調節など、腸内環境の維持に重要な役割を果たしています。

こうした食物繊維の働きを通じて腸内環境を整えることは全身の健康を維持するうえでも重要です。潰瘍性大腸炎についても腸内フローラや腸管バリアとの関連が研究されており、ノニについても今後の研究が期待されています。

完熟したノニの果実   提供:PMG

4つ目はストレスや心身のバランスへのアプローチです。現代社会では、過度なストレスや睡眠不足、生活リズムの乱れなどによって、心身のバランスを崩している人も少なくありません。ノニは古くから健康維持を目的として利用されてきた植物で、近年ではストレスや心身のコンディションとの関係についても研究されています。栄養や腸内環境、ストレスなど、心身全体の健康を総合的にとらえるホリスティックな視点からも、ノニは注目を集めています。

5つ目はノニ特有の植物由来成分「スコポレチン」です。スコポレチンには抗酸化作用や抗炎症作用などが報告されており、ノニの機能性を考えるうえで重要な成分の1つとされています。

また、動物実験では、ノニジュースがTNF-αアルファやIFN-γガンマなどの炎症に関わるサイトカインに影響を与え、腸ちょう管かん粘ねん膜まくのバリア機能を維持する可能性を示した研究もあります。ノニに含まれる成分が炎症や腸管環境にどのような影響を与えるのか、さらなる研究が期待されています。

6つ目は神経伝達物質との関係です。線維筋痛症は全身の痛みやこわばりなどを特徴とする疾患で、その発症には、中ちゅう枢すう神経系における痛みの感じ方の変化など、さまざまな要因が関係すると考えられています。

ノニについては神経伝達物質やストレス反応との関係を調べた研究があり、セロトニンなどの神経伝達系への影響についても報告されています。セロトニンは、気分や睡眠だけではなく、痛みの調節にも関わる重要な神経伝達物質です。ノニが神経系にどのように作用するのか、今後さらに検証されることが期待されます。

そして、7つ目が女性の健康との関係です。生理不順や子宮内膜症などには、ホルモン、炎症、血流など、さまざまな要因が関係していますが、濃厚ノニジュースを飲用することで生理不順や月経に伴う痛みなどが改善したという使用報告も寄せられています。

ただし、こうした報告がノニによる治療効果を直接証明するものではありません。今後、より詳細な臨床研究によって、その作用や有用性が検証されることが期待されます。

前述のとおり、パラオ産の濃厚ノニジュースが幅広い健康上の悩みに用いられている背景には、ノニが多種多様な栄養成分や植物由来成分を含んでいることがあると考えられます。栄養を補い、腸内環境を整え、酸化ストレスや炎症などに多角的にアプローチする——こうした複合的な働きこそ、ノニという食品の大きな特長といえるでしょう(後編へ続く)。