プレゼント

「遠近法クイズ」に挑んで脳に刺激と経験を加えよう

Dr.朝田のブレインエクササイズ!

メモリークリニックお茶の水理事長 朝田 隆

私たちは情報の8割以上を視覚から得ているといわれます。今回は、視覚で得た情報から対象物との距離を想定する「遠近法」に関する出題です。イラストに惑わされることなく、脳内の遠近法を駆使して解答を導き出しましょう。

距離を測る時の脳の機能を生かした遠近法が前提のため錯視を起こしやすい

[あさだ・たかし]——筑波大学名誉教授。1982年、東京医科歯科大学医学部卒業。同大学神経科、山梨医科大学精神神経科講師、筑波大学精神神経科学教授などを経て現職。数々の認知症の実態調査に関わった経験をもとに、認知症の前段階からの予防・治療を提案している。著書に『その症状って、本当に認知症?』(法研)など多数。

認知症は、前段階とされる軽度認知障害(MCI)の時期から進行を遅らせる対策を取ることが大切です。適切な運動や食事のほか、ブレインエクササイズをはじめとした脳トレに取り組むことで進行の予防に努めましょう。

さて、今回のブレインエクササイズのテーマは「遠近法」です。早速、問題に取り組んでみましょう。三つの道路にそれぞれ2台ずつ自動車が走っています。一見すると、すべての自動車は同じ大きさに感じますが、実はそうではありません。同じ大きさの自動車が走っている道路は一つだけです。6台の自動車を見比べながら、同じ大きさの自動車を選んでみてください。

遠近法クイズ

答えは次ページです。

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