丸山
編集長の丸山です。東京都西東京市にあるコミュニティFMラジオ局・FM西東京を訪問しました。制作室長の飯島千ひろさんとは5年ぶりの再会です。ラジオ局の中はテレビ局と比べて圧倒的に地味ですが、リスナーとの関係が近いラジオ独特の空気が感じられてドキドキしっぱなしでした。
中学・高校生時代は毎晩、深夜放送を聴くラジオっ子でした。自分の部屋にいるときの
情報源は、祖父が敬老の日に自治体から贈られた携帯ラジオのみ。スマホにタッチすれば瞬時に世界とつながる現代とは隔世の感がありますね。
受験勉強のしたくをとりあえず整えた後は、毎晩深夜1時から始まる人気番組のオールナイトニッポンやスーパーギャングを3時まで聴いてそのまま就寝…。英単語よりも番組で繰り広げられるトークばかりが記憶に残る毎日でした。
番組の開始時間を待ってラジオのスイッチを入れた当時とは違い、いまのラジオはインターネットや専用アプリを使えば、いつでもどこでも聴くことができます。以前は限定された地域でしか聴けなかったコミュニティラジオ局の番組も、魅力的なコンテンツであれば世界中の人に聴いてもらえる時代なのです。
競争が激しい業界において、FM西東京は医療・健康情報の分野に強みを持ったラジオ局。かつては世界的免疫学者の安保徹先生や、出版業界でベストセラーを連発する医師の石原結實先生といった大御所の先生方も、「ここだけの話」と称して独自の医療・健康情報を発信されていたそうです。
飯島さんからは「丸山さんも、いつかぜひ…」とお誘いをいただいたので、いまからのどの調子を整えておこうと思います。