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【レビュー】『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』を読んでみた

朝倉優

『健康365』編集部の朝倉優です。

「つれづれ365 編集部ぶろぐ」にアクセスしていただき、誠にありがとうございます。

月刊誌『健康365』は、“体、脳、心が若返る人生応援マガジン”をコンセプトとした、全国の書店で販売されている健康情報誌です。

今回は、文章力を上げるための本を読んだ感想です。
そのタイトルとは『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』。
文章術はセンスといわれやすく、再現性が非常に難しい能力。
しかし、この本は文章術の書籍からエッセンスだけを抜粋し、かつ、再現性があるように書かれています。
この本を読めば最低限抑えるべき文章術がしっかりと学べる良書なんです。
この書籍の中で、いくつも勉強になった項目の中から特に感銘を受けた部分をご紹介します。

文章は短くする

皆さんの文章は長いですか?
それとも短いですか?
基本的に、文章は短い方が良いとされています。
冗長な文章を読まされるのは誰でもいやですよね。
結局、この文章は何を伝えたかったんだ?と思った経験は一度や二度ではないはず。
相手に伝わりにくい文章から卒業する方法として、「一文を短くする」という手段があるのです。
具体的な文字数としては、40〜60文字くらいとされていました。
もちろん、純文学などでは例外もあります。
ただ、ビジネスにおける文章では40〜60文字くらいで文章を切り、リズム良く読んでもらえる文章が好まれます。

ワンセンテンス・ワンミーニング

ここで例文を一つ。

× ご面談は明日の昼12時から、本社3階の小会議室で行い、掲載について話し合います。
〇 ご面談は明日の昼12時から行います。場所は本社3階の小会議室です。掲載について話し合います。

最初の文章は、「接続助詞と読点(、)を使ってどんどん情報を盛りすぎていますよね。
1つの文章というお皿にあれもこれも食材を乗せて、ごった返した多国籍料理のように整理されていません。
その点、下の文章は1文に伝えたいことが1つ。
場所や時間、内容が分かりやすく整理されています。

和食のお皿ならお刺身。
洋食のお皿ならステーキ。
中華のお皿なら酢豚。

1つの文章にたくさん盛り込みたい気持ちを抑え、小皿を用意するようにワンセンテンス・ワンミーニングにすると読みやすくなります。

3秒まとめ

文章術に興味がある方は、騙されたと思って読んでみてください。
これから文章術を勉強したい方は、読みやすい文章にはこんなルールがあるのか!と驚かれることでしょう。
また、文章術に精通されている方は、答え合わせの意味で読まれると今まで以上に理解が深まるかもしれません。
↓からAmazonで口コミが見られるので、参考にしてみてください。