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完全無農薬で安心・安全! 過酷な自然環境を生き抜いた強靭な生命力!生産者の思いがつまった最強アガリクスだからこそ救える「命」がある!

ご当地研究最前線

市販されているアガリクス製品のほとんどは、日光をさえぎって湿度の高い暗所で人工的にハウス栽培されたものや、タンクの中で菌糸体を培養したもの。大自然の肥沃な大地で灼熱の太陽の光を浴びて育つ、無農薬・露地栽培アガリクスは栽培が非常に難しいため、収穫量が少なく、市場になかなか出回っていない

2001年に厚生労働省の研究班によって行われた調査では、がん患者さんの半数近くが補完代替医療を利用していることがわかりました。利用している補完代替医療の種類は健康食品が96.2%と圧倒的に多く、がん患者さんの約4人に1人がアガリクスというキノコの健康食品を使用していることがわかったのです。

ただ、ひとくちに〝アガリクス〟といっても、菌株や産地、栽培方法で、含有成分や特徴が大きく異なります。まず、アガリクスの代表的な栽培方法である「タンク培養」「ハウス栽培」「無農薬・露地栽培」の3つについてお話ししましょう。

キノコは、ふだん食事で食べる「子実体」と、根っこの部分にあたる「菌糸体」に分けられます。タンク培養は、菌糸体の部分をタンクで人工的に培養する栽培方法です。コストがあまりかからず、短期間で大量に培養できることから、アガリクスが以前ブームになったときに多くの企業がタンク培養による栽培方法を採用しました。

しかし、アガリクスの原産地であるブラジルで古くから食されてきたのは、子実体の部分です。菌糸体として摂取するさいの安全性のデータは子実体に比べて少なく、研究・開発分野も含めてタンク培養はあまり行われていないのが現状です。

ハウス栽培は、アガリクスの一般的な栽培方法で、日本をはじめ、ブラジル、中国、アメリカなどで広く行われています。日光をさえぎって人工的な環境で栽培されるため、生産量は安定して比較的低コストで栽培できます。その反面、大きさが小さく、栄養価も低いアガリクスになるという欠点があります。

アガリクスは栽培方法によってサイズや有効成分(βグルカンやビタミンDなど)の含有量が大きく異なる

無農薬・露地栽培は、天然のアガリクスに最も近い栽培方法です。ブラジルの肥沃な大地とさんさんと降り注ぐ灼熱の太陽の光の恩恵を存分に受けながら、強靭な生命力を誇るアガリクスが育ちます。

無農薬・露地栽培アガリクスは地中の栄養素をたっぷり吸収して育つため、新しく開墾した農地で1回しか収穫することができません。常に新しく農地を開墾する必要があり、農地を開墾する前には、重金属や残留農薬の検査を必ず行い、すべての検査項目に合格した土地において完全無農薬で栽培されます。

現在、天然のアガリクスは絶滅したと考えられており、広大な面積を誇るブラジルでも、アガリクスの無農薬・露地栽培が可能なのはサンパウロ郊外のごく一部の地域に限定されています。そのため、生産コストはハウス栽培の10倍以上にもなります。さらに、自然環境の影響を受けるため、収穫量が少なく、希少性が非常に高いアガリクスといえます。

風評被害を乗り越え無農薬・露地栽培の農家を支えつづけて最強アガリクスを堅守

実験は生後5~6週間のマウス(人間なら15~16歳に相当)を使用し、何回も実験をくり返して平均値(%)を表した。その結果、全治率・阻止率ともに最高値を示したのがアガリクスだった(阻止率は全治したマウスに再びがん細胞を接種しても活着しない率を示す)
※東京大学医学部、三重大学医学部、東京薬科大学などによる分析結果をもとに作成

ハウス栽培アガリクスは、1990年代半ばから含有成分の研究の進歩とともに生産量も増え、急速に健康食品として普及していきました。しかし、2006年2月に中国産のハウス栽培アガリクスを原材料とするアガリクス製品に発がんを促進する作用が認められたと、厚生労働省から発表があり、製造会社に対して製品の販売停止・自主回収が要請されたのです。

ここで注目すべきなのは、問題となったアガリクス製品が中国産の粗悪なハウス栽培アガリクスを原材料にした1製品のみだったことです。厚生労働省は2006年3月、問題となった製品を含む数社の製品について動物実験を行い、ほかの会社の製品の安全性を確認して問題がないことを発表しました。

ところが、ほかのアガリクス製品の安全性の発表については、マスコミに取り上げられることがあまりなかったのです。2006年以降、風評被害でアガリクスの製造・販売から撤退する企業が相次ぎ、量産体制を整えていたブラジルのほとんどのアガリクス栽培農家は、一家離散で出稼ぎに出なければならない状態に陥っていました。

しかし、業界の流れに反して、日本のアガリクス製造・販売企業の一部は「無農薬・露地栽培アガリクスだけは絶対に絶やしてはいけない」とブラジル農家に送金を続け、信頼関係の構築に努めたのです。

その結果、より高いレベルでの安全性・有効性に関するデータが確認されました。アガリクスの風評被害を乗り越え、タンク培養やハウス栽培ではない、世界で唯一「ほんもの」といえる無農薬・露地栽培アガリクスを守ることができたのです。

無農薬・露地栽培アガリクスの実現には「自然環境」「強靭な菌株」「特殊な堆肥」が不可欠

 

アガリクスの無農薬・露地栽培を実現化するカギを握るのが「自然環境」「菌株」「堆肥」の3つの条件です。手つかずの大自然が残り、きれいな水と空気に恵まれた土地とさんさんと降り注ぐ灼熱の太陽の光、ときどき降り注ぐスコールのような激しい雨、こうしたブラジル特有の自然環境がアガリクスの無農薬・露地栽培には必要なのです。

無農薬・露地栽培アガリクスの栽培には、長年にわたって選りすぐられた、過酷な自然環境を生き抜くことができる強靭なキノコの菌種「KA21」を使用します。無農薬・露地栽培は、この生命力の強い特殊な菌株を繁殖させることから始まります。

無農薬・露地栽培はハウス栽培アガリクスに比べて5倍以上大きく抗がん成分も1.5倍

次に無農薬・露地栽培の決め手となるのが、化学肥料をいっさい使わない栄養価の高い独自の堆肥造りです。「堆肥の造り方は家族にも秘密」というほど重要性が高く、門外不出の製法の堆肥にKA21を混ぜ合わせ、さらに菌を繁殖させてから、うね床に植えつけます。

その後、約25日でアガリクスが土壌から顔を出します。収穫は鮮度を保つために早朝に限って行われ、1本1本ていねいに手で摘み取られます。そして、乾燥して日本に空輸された後に各種成分や残留農薬、重金属などの検査を行い、安全性が確かめられたものだけが健康食品として医薬品レベルの徹底した品質管理で製品化されます。

ハウス栽培で人工的に作られたアガリクスと無農薬・露地栽培アガリクスの違いは、まず見た目の大きさです。サイズの違いは歴然で、無農薬・露地栽培アガリクスはハウス栽培の5倍以上の大きさになります。また、土地の肥えたブラジル産の無農薬・露地栽培アガリクスは、日本人に不足しがちなカルシウム、鉄分、銅などの栄養素を豊富に含んでいます。

さらに、灼熱の太陽の光を浴びて育つ無農薬・露地栽培アガリクスは、暗所で行うハウス栽培のアガリクスにはほとんど含まれていないビタミンDを豊富に含んでいます。ビタミンDは、がんや糖尿病など、さまざまな疾患の予防・改善効果が期待されています。

優れた免疫力増強作用が確認されているβグルカンを豊富に含むことも、無農薬・露地栽培アガリクスの大きな魅力の一つです。無農薬・露地栽培アガリクスのβグルカンの含有量は、ハウス栽培のアガリクスより約1.5倍も多いことが確認されています。

βグルカンのみならず、抗がん効果のある特有の多糖体がアガリクスには多く含まれている

3つのグループのマウスから白血球を取り出してNK(ナチュラルキラー)細胞を分離し、抽出物を混入。8時間後にNK細胞を白血病のがん細胞の中に移し、16時間後に白血病のがん細胞がどれだけ消失しているかを見たもの。その結果、無農薬・自然露地栽培アガリクスには約5倍のNK細胞の活性力があることが判明した

「主なキノコの抗がん効果」の表をご覧ください。アガリクスの抗がん効果がいかに優れているかがわかります。その理由は、ほとんどのキノコに含まれるβグルカン以外にも、αグルカンやβガラクトグルカン、核酸、たんぱく質グルカン、キシログルカンなど、抗がん効果のある特有の多糖体がアガリクスには多く含まれているからです。マウスに実験用の腫瘍サルコーマ180を植えつけてそれぞれの抗がん効果を調べた結果、βグルカンとキシログルカン以外の多糖体には90%以上の腫瘍抑制効果があることがわかっています。

ブラジル産のアガリクスによる抗がん効果に関する研究を発表したのは、米国・カリフォルニア大学のマンドゥ・ゴーナム博士です。ゴーナム博士は、ナチュラルキラー(NK)細胞(自然免疫の主要因子として働くリンパ球の一種)のメカニズムを解明した免疫学の世界的権威として知られています。同博士の実験によって、無農薬・露地栽培アガリクスによるマウスのNK細胞の活性度が、ハウス栽培の5.21倍の数値を示すことが判明しました(「無農薬・自然露地栽培アガリクスとハウス栽培アガリクスのNK細胞活性の比較テスト」のグラフ参照)。

現在、日本の市場には非常に多くの健康食品が出回っていますが、製品の安全性や有効性のエビデンス(科学的根拠)があるものは少ないといわざるをえません。長期間にわたって飲用して体に取り入れられる健康食品だからこそ、動物や人間を対象にしっかりとした臨床試験を行って安全性と有効性を証明しなければなりません。

無農薬・露地栽培アガリクスは、20年以上も前から、東京薬科大学や順天堂大学、麻布大学、近畿大学、名古屋市立大学大学院、東京大学、慶應義塾大学など、数々の先進的な大学機関で研究が進められてきました。

無農薬・露地栽培アガリクスの皮下注射と経口投与による血液中インターフェロン濃度の変化(上)
無農薬・露地栽培アガリクスによる白血球減少症の改善(下)

東京薬科大学で行われたマウス実験では、無農薬・露地栽培アガリクスの溶液の濃度を変えて皮下注射したグループと経口投与(口から飲ませること)したグループを比べました。その結果、濃い溶液を経口投与したグループで、免疫力増強の目安となる血液中のインターフェロン濃度が最も高くなることがわかりました(「無農薬・露地栽培アガリクスの皮下注射と経口投与による血液中インターフェロン濃度の変化」上のグラフ参照)。

さらに、抗がん剤による副作用を軽減する動物実験なども、東京薬科大学では行われています。マウスに抗がん剤を投与して骨髄組織を損傷し、その後に無農薬・露地栽培アガリクスの溶液(冷水抽出と熱水抽出の2種類)を1週間にわたって経口投与しました。その結果、冷水抽出と熱水抽出ともに白血球の数の回復効果があることが認められました(「無農薬・露地栽培アガリクスによる白血球減少症の改善」下のグラフ参照)。無農薬・露地栽培アガリクスは、経口投与でも抗がん効果を発揮することが確認されたのです。

無農薬・露地栽培は安全性も非常に優秀と大学機関で行われたヒト臨床試験で実証

 

そのほか、無農薬・露地栽培アガリクスには「抗腫瘍効果」「がん抑制効果」「炎症性サイトカインの抑制効果」「肝臓の保護作用」などがあると確認されています。こうした無農薬・露地栽培アガリクスの優れた研究成果は、査読が必要な28本以上の英語論文にまとめられ、最先端の情報として世界に向けて発信されつづけているのです。

また、順天堂大学医学部で行われた無農薬・露地栽培アガリクスのヒト臨床試験では、ボランティアの方(男女11名)に通常量の3倍(9㌘/日)の無農薬・露地栽培アガリクスを長期間使用していただき、安全性を検討しました。その結果、安全性の指標となる肝機能と腎機能の数値の変化に有意差はなく、安全性が確認されました。

さらに、やや肥満ぎみで血糖値が高めなボランティアの方(男女12名)に通常量(3㌘/日)の無農薬・露地栽培アガリクスを3ヵ月使用していただき、体重・体脂肪率・BMI(体格指数)・血液検査などの推移を調べました。分析の結果、血中コレステロール値や中性脂肪値、血糖値を改善し、肝機能値には影響を与えないことがわかったのです。

アガリクスの無農薬・露地栽培は、気象条件をはじめとする自然環境や菌株、堆肥など、乗り越えなければならない数多くの課題を抱えています。しかし、地元の農家の方々は「世界最高品質のほんものの最強アガリクスだからこそ、救える〝命〟がある」と考え、無農薬・露地栽培にこだわりつづけています。無農薬・露地栽培アガリクスは、大いなる自然ががん患者さんの救世主として与えてくれた「神のキノコ」と信じられているのです。
 

この記事は「健康365」2018年8月号に掲載されています。