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消臭博士の対談コーナー② 昼飲み万歳! 博士のほろよいトーク

対談

薬剤師・理学博士 大野 秀隆

ゲスト 酒場評論家 中沢 文子さん

いまから30年前に日本中で消臭ブームを巻き起こした“伝説の消臭博士”こと大野秀隆先生の対談企画。第2回目のゲストは“酒場女子”として人気の中沢文子さん。東京都国立市にある蕎麦店・東里庵で行われた昼下がりの対談は、ほろ酔いムードで大いに盛り上がりました。

[おおの・ひでたか]——1930年、東京都生まれ。1953年、東京薬科大学卒業。東京大学医学部薬学科薬品分析化学教室で研究を重ねる。薬剤師、理学博士。薬剤師の範疇を超えて、化粧品や育毛・養毛剤、健康食品といった多数の商品開発に携わる。1980年代には画期的な発想から開発した消臭食品が“前代未聞の消臭革命”として大反響を呼び、世界中のメディアから取材を受ける。89歳になる現在も研究・執筆活動を精力的に展開。

中沢:私は昼間にお酒を飲む「昼飲み」が好きですが、先生も飲まれることはありますか?

大野:ええ、私も昼間から飲みますよ。もっぱら日本酒派で、冷や(常温)が好みです。

中沢:いま、先生が注文されたのも冷やでしたね。昼下がりのお蕎麦屋さんで一献傾ける先生の姿は雰囲気があって、本物のお酒好きとお見受けしました。量はどのくらい飲まれますか?

大野:昔はかなり飲みましたけど、最近は1~2合ですかね。酒の味はあまり気にしなかったのですが、飲んでみると銘柄で違うものですよね。

中沢:先生のお肌がツルツルでスベスベなのは、日本酒のパワーでしょうか。

大野:そうかもしれません、日本酒は適量を飲めば健康効果がありますよ。中沢さんはどんなお酒が好きですか?

中沢:私はお酒なら何でも好きなんです。やっぱり日本酒が好きで、4合は軽く飲んでしまいます。思い出の酒場はありますか?

大野:思い出とはよくいったもので、昔は新宿駅の西口にある「思い出横丁」によく行きました。

中沢:「思い出横丁」は私も好きな飲み屋街です。いろいろなジャンルの酒場が軒を連ねているので、ついついはしご酒をしてしまいます。酒にまつわる恥ずかしい失敗もあったり…。先生のお酒にまつわる失敗談はありますか?

[なかざわ・ふみこ]——東京都生まれ。立ち飲み、角打ち、古典酒場、せんべろ居酒屋を徘徊する酒場評論家。『TVチャンピオン 極~KIWAMI~』(BSテレ東)の「せんべろ女王決定戦」準優勝者。女性サイトWOWeで「中沢文子の女・酒場巡礼」を連載中。著書に『わざわざ行きたい神奈川・横浜酒場巡り』(KADOKAWA)、『「白昼堂々!東京極楽酒場』(昭文社)がある。

大野:もちろんありますよ。電車の寝過ごしが多いかな。中央線に乗って目が覚めたら終点の高尾駅だったとかね。高尾駅の周辺にはホテルがないから、しかたなくタクシーで帰りますけど、自宅まで1万円以上かかっちゃって。酒代より高くつきました。

中沢:私も同じ経験をしています。タクシー代の最高額は忘れもしない1万7千円。いま考えると、ホテルに泊まればよかったです。

大野:私だって何回もやらかしているから安心してください。そうそう、ある夜、タクシーに乗ったら、以前お世話になった運転手さんだったこともあります。運転手さんから「またよろしくお願いしま~す」と、笑いながらいわれましたよ。

中沢:電車の寝過ごしは、お酒好きの方ならだいたいやってますよね。飲み過ぎてケガをされたことはありませんか?

大野:それはありませんね。

中沢:私は飲みすぎて、駅の階段で転倒したことがあります。額を8針縫いまして、いまも傷の跡が残っています。

大野:大変でしたね。救急車で運ばれたとか?

中沢:転んだのは神奈川県内の駅でしたが、なぜか都内の病院を目指したんです。額から血を流して電車に乗っていたので、乗客の皆さんは驚かれたと思います。大学病院についたら、すぐに担架に乗せられました。

大野:そんな状態で、よく電車に乗れましたね。

中沢:酩酊していたので痛みを感じなかったんです。ほんとうに反省しています。お酒に飲まれてはいけませんね。

大野:ははは。私は1人で飲むことが多いですが、雰囲気のいい酒場だと、つい深酒してしまいます。酒場ならではの出会いも楽しいものです。

中沢:私も1人酒派ですが、酒場に通っていると、その店だけのコミュニティができるんです。年齢や性別、性格や仕事の違う人たちから、学校では教えてくれない人生訓を学んでいます。私にとって酒場は、人間の深淵を教えてもらう「人生大学」なんです。

大野:確かに酒場は人生の学び舎かもしれませんね。

中沢:「酒と女はニゴウまで」「のれんをくぐったら、皆ザ・セイム」「酒場は肩書捨てて飲むべし」なんてすてきな言葉も酒場で学びました。

大野:僭越ながら、私からも一つ言葉を贈りましょう。人はそれぞれ生き方や考え方が違いますが「悔いのない人生を送りましょう」かな。

中沢:なんてステキな言葉!

大野:研究だっていつも成功するとは限りませんからね。これまでの研究で何度も失敗をしましたけど、何よりもよくないのが「あのときやっておけばよかった」という後悔です。悔いは生涯、心に残るんですよ。

中沢:私も同感です。

大野:人生は一度きり。有意義に過ごさないといけません。

中沢:先生の含蓄ある人生訓を、お酒を飲みながら聞けるなんて、ぜいたくな時間です。普段は聞けない話を拝聴できるのも、お酒の席の魅力です。話は変わりますが、先生はどんなおつまみが好きですか?

大野:煮込みとお新香ですかね。お店の品書きにあると必ず頼みますよ。特にホルモンの煮込みを食べると力が湧いてきます。

中沢:私も煮込みを食べると、お酒が進みます。そうそう、先生にお礼をいわないと。お酒を飲んだ翌日に二日酔いやアルコール臭に悩んでいたのですが、先生が開発された緑酵ビタミンが大活躍しているんです。

大野:緑酵ビタミンは、無農薬で栽培された国産の緑茶から抽出したカテキン類に植物酵素を配合しています。口臭や加齢臭といったやっかいな悪臭を化学的な作用で分解して、消失させるんですよ。

中沢:だからお酒を飲んだ後に飲むと、いやなにおいが消えるんですね。私は緑酵ビタミンを飲むようになってから、アルコール臭の測定器を常に携帯しています。お酒を飲んだときは周囲へのマナーが大切ですから、アルコール臭の程度を測っているんです。お酒を飲んでアルコール臭の数値が上昇しても、緑酵ビタミンがあれば解決できるので助かっています。

大野:お酒のにおいだけでなく、ニンニクやニラといった、においが強い料理を食べたときにもいいですよ。

中沢:それは助かります!お酒好きの女子はもちろん、翌日ににおいを残せないサービス業や営業職の人にとっても便利ですね。

大野:お酒を飲む人は肝機能の数値を気にされます。肝臓は体の中でいちばん大きな臓器で、解毒作用のほか、さまざまな役割を担っている化学工場なんです。

中沢:化学工場ですか。

大野:口から入った食べ物や飲み物は、胃から腸へ送られた後、酵素や腸内細菌によって分解されます。腸内で発生した有害物質の一部は便として排泄され、残りが血液を通じて肝臓に送られます。さらに肝臓で有害物質を解毒した後、腎臓を介して尿として排泄されるのです。腸内で有害物質を少なくできれば、肝臓や腎臓にかかる負担を減らすことができます。

中沢:お酒も食べ物と同じしくみで解毒されるのですか?

大野:アルコールは90%以上が肝臓で代謝されて、アセトアルデヒドに分解されて酢酸と水に変わります。腸内環境が悪化していると、体内で発生する有害物質を分解する肝臓に負担がかかってしまうのです。緑酵ビタミンは善玉菌を定着させて腸内環境を整えるので、肝臓の負担を軽減することが期待できます。アルコールの代謝もスムーズに進むのではないでしょうか。

中沢:個人差があると思いますけど、私の場合は緑酵ビタミンを飲むと、翌日の二日酔いが和らぐんです。実は昨晩、4店舗もハシゴして、ビールや焼酎、日本酒、紹興酒をしこたま飲みました。以前の私なら翌朝の二日酔いがひどくて、起きるのがつらかったのですが、緑酵ビタミンを飲んでからは、らくに起きられるようになりました。

大野:ありがとうございます。自分の研究がどなたかの役に立てるのは、ほんとうにうれしいものです。研究者冥利につきますね。

中沢:今度は、お酒がもっとおいしくなる魔法のような新しい研究をお願いします。また楽しいお酒の席をご一緒させてください。

大野:こちらこそ。また一杯やりましょう。