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ワクチン後遺症だけじゃない!精神疾患からガンまで早期改善が叶う「MDα療法」

がん治療の進化を目撃せよ!

日本先進医療臨床研究会代表 小林 平大央

精神疾患からガンまで衝撃的な治療手段として注目を集める「MDα療法」とは?

小林平大央
[こばやし・ひでお]——東京都八王子市出身。幼少期に膠原病を患い、闘病中に腎臓疾患や肺疾患など、さまざまな病態を併発。7回の長期入院と3度死にかけた闘病体験を持つ。現在は健常者とほぼ変わらない寛解状態を維持し、その長い闘病体験と多くの医師・治療家・研究者との交流から得た予防医療・先進医療・統合医療に関する知識と情報を日本中の医師と患者に提供する会を主催して活動中。一般社団法人日本先進医療臨床研究会代表理事(臨床研究事業)、一般社団法人ガン難病ゼロ協会代表理事(統合医療の普及推進)などの分野で活動中。

最近、衝撃的な治療法と治癒(ちゆ)・改善症例を記した書籍が発売されました。『新型コロナ ワクチン後遺症の早期改善が(かな)う—薬物を用いない治療方法』というタイトルで、著者は長野県中野(なかの)市で統合医療系のクリニックを営む高橋嗣明(たかはしつぐはる)医師です。

「医師・元厚生労働大臣 坂口(さかぐち)(ちから)氏らが絶賛!」という推薦や巻頭言があり、帯裏には「ほぼ毎日、困難な状況から早期に抜け出された患者様から『これを世に出していただいた方に感謝します』という言葉をいただきます」という一文があります。

実際、この本に詳細な報告があるとおり、新型コロナ後遺症や新型コロナ・ワクチン後遺症だけではなく、たいへん多くの疾患に対して信じられないほど早期の改善が可能になっている事実があります。

この本で紹介されているメインの治療素材は『健康365』2022年9月号「万病に効く体内蓄積の『マルチデトックス療法』」でご紹介した液体サプリメント「MDα(マルチデトックスアルファ)」です。その成分は、細胞内液と同じ構造の特殊な水に77種類以上の微量ミネラルがイオン化して溶けているミネラル溶液(LMMリキッドマルチミネラル)と、2種類の水溶性ケイ素溶液(植物系と鉱物系)、フルボ酸と海藻由来のナノコロイドヨウ素を追加したものです。これら多種類の成分が絶妙な配合でブレンドされているのが、MDαと総称されている製品群です。

MDαの治療効果ですが、新型コロナ後遺症や新型コロナ・ワクチン後遺症に対して驚くほど早期に治療効果が上がると報告されています。半年以上もこうした後遺症に悩まされ、どこの病院に行っても改善しなかった症状が、それこそ〝あっという間〟に、人によっては3日で、多くの場合は7~10日程度で治癒しているのです。

この本には、新型コロナ後遺症や新型コロナ・ワクチン後遺症以外にも、数多くの病態や疾患で早期に治癒・改善した症例が紹介されています。例えば、起立性調節障害や引きこもり、不安神経症、強迫神経症、パニック障害などの精神疾患に対しては、多くの症例でとても顕著な効果があったと報告されています。

また、症例数は多くはないものの、キャッスルマン病やシェーグレン症候群、関節リウマチ、リウマチ性多発筋痛症などの膠原(こうげん)(びょう)に対してもたいへん効果があったとされています。さらに、高血圧や糖尿病、(じん)疾患などの内科疾患、脱毛症、化学物質過敏症などに対しても顕著な効果があったのです。加えて、不眠や食欲低下、アトピー性皮膚炎、ガンなど、たいへん多くの疾患に対して効果があることが示されています。

ただし、これらの病気に対する治療は、多くの場合、MDα単独での治療ではなく、保険適用の標準治療やそのほかのさまざまな治療法を併用する統合医療として実施されています。実験ではなく、目の前の患者さんを救うことに全力を尽くしている臨床医師として、これは当然の結果といえるでしょう。

臨床医師の集まりである日本先進医療臨床研究会でも、目の前の患者さんを救うための症例の集積研究を行っており、より効果の高い治療法を求めてさまざまな治療素材を組み合わせる「複合寛解(ふくごうかんかい)療法」という統合的な治療を推奨しています。そうした統合治療によって得られた治癒・改善・再発防止の症例を積み上げることで、標準治療だけでは治癒が難しい難治性の疾患に対して効果が上がる方法を見つけるべく努めているのです。

『新型コロナ ワクチン後遺症の早期改善が叶う―薬物を用いない治療方法』高橋嗣明著、日本先進医療臨床研究会協力(創藝社)

有望な治療法が見つかった場合、患者さんら一般向けにはニュースリリースやメール配信、治療研究説明会、書籍の発売などを通してお知らせするようにしています。また、医師・医療者向けには症例研究会の開催や学会発表、場合によっては論文発表などを通して、日本の医師だけではなく、世界中の医師に治療情報をお知らせするなどの広報活動を行っています。

ところで、この本の中には詳しくは記載されていませんが、MDα療法は体温を上げる効果が非常に高いことが分かっています。MDαを少量飲んだだけで、30分~1時間程度で人によっては0.5~1℃近くも体温が瞬間的に上がります。ただし、体内動態(体内に入った薬物が吸収・分布・代謝・排泄(はいせつ)という過程を経ること)の関係からか、4時間程度で本来の体温に近いところまで下がるようです。

また、1ヵ月ほど毎日MDαを飲用していると基礎体温が上がり、平熱そのものが若干上がるようです。この事実も高橋医師ら何人かの医師や医療者から報告されています。

では、なぜ体温が上がるのか——その詳細な理由はまだ解明されていません。しかし、おそらく体内での基礎代謝が促進することが原因ではないかと推測されています。

以前この連載でご紹介した「デトックス効果」は体内に蓄積した化学合成物質や重金属などを体外に排除する働きですが、瞬間的に体温が上がることを考えるとデトックスの効果では時間的に間に合いません。そのため、デトックス効果より早く体内の酵素活性を上げるなんらかの働き、例えば代謝を促進する酵素の活性を上げる働きなどが関与しているのではないかと推測されています。低体温に悩む女性は多く、ガンをはじめとするさまざまな病気の要因となることが分かっていますので、こうした病気の予防にもなると期待されています。

MDαの働きの中でも顕著なのが、腸の機能を改善する働きです。MDαを飲用した多くの人の便秘が解消し、便臭や体臭も改善します。これは、おそらくMDαの飲用によって腸内細菌の状態がよくなったことで、腸の機能が改善されたのではないかと考えられています。

さらに、「睡眠の質が改善した」「食欲が増進した」「疲労感・倦怠感(けんたいかん)が消えた」など、さまざまな症状や状態が改善したという報告が数多くあります。現在、日本先進医療臨床研究会では、MDαと、治療効果が高いと報告のあるほかの治療法を組み合わせた複合寛解療法を推進し、全国の会員医師向けの症例研究会や患者向けの説明会などを開催しています。